庭の開拓を始めて、最初に困ったのが刈り取った雑草の処理でした。
少しくらいなら燃えるゴミに出せますが、庭一面の雑草を刈ると想像以上の量になります。袋に詰めるだけでも大変ですし、毎回ゴミとして捨てるのも、なんだかもったいなく感じました。
そこで我が家では、刈り取った雑草を雑草コンポストにして、庭の土へ返す方法を試しています。
この記事では、米ぬかや納豆菌などを実際に試して分かったことと、雑草を分解しやすくするために一番大切だと感じたポイントを紹介します。
この記事で分かること
- 刈り取った雑草の主な処分方法
- 我が家が雑草コンポストを選んだ理由
- 米ぬかや納豆菌を試した感想
- 雑草を分解しやすくするコツ
- 大量の雑草を処理するために導入した道具
刈り取った雑草の処分方法を考える
庭から出た雑草をどうするか考えたとき、最初に思いついたのは次の3つでした。
- 燃えるゴミとして処分する
- 雑草コンポストとして再利用する
- 燃やす
燃えるゴミとして処分する
一番分かりやすいのは、自治体のルールに従って燃えるゴミに出す方法です。
ただし、雑草の量が多いと袋詰めだけでも大仕事になります。土や水分が付いたままだと重くなるため、庭全体から大量に出る我が家では、毎回この方法だけで処分するのは大変だと感じました。
燃やす方法は選びませんでした
燃やして量を減らす方法も考えましたが、煙やにおいが周囲の迷惑になる可能性があります。また、屋外での焼却は自治体によってルールが異なるため、事前の確認も必要です。
そのため、我が家ではこの方法を選びませんでした。
最終的に雑草コンポストを選びました
我が家が選んだのは、刈り取った雑草を分解させて土へ戻す雑草コンポストです。
せっかく庭の栄養で育った雑草なのだから、そのまま土に返した方がもったいなくない。
始めた理由は、そんな単純なものでした。
まだ本格的な家庭菜園やガーデニングをしているわけではありませんが、いつか植物を育てるときに役立ってくれればいいなと思っています(笑)。
最初に検討したのは「カルスNC-R」
雑草を早く分解する方法を調べていると、微生物資材のカルスNC-Rを使う方法が見つかりました。
生の有機物を土の中で分解させるための資材で、雑草や落ち葉などにも利用できます。これなら分解も早そうだと思ったのですが、今回は次の理由から見送りました。
- 専用の資材を購入する必要がある
- 私が試そうとした時期には、近くで見つけられなかった
カルスNC-Rを否定しているわけではなく、まずは手に入りやすい物で試してみることにしました。
手に入りやすい米ぬかを試してみました
次に試したのが米ぬかです。
コイン精米機では無料で持ち帰れる場合があり、ほとんど費用をかけずに用意できます。我が家では親がお米を精米するため、比較的手に入りやすかったのもポイントでした。
刈り取った雑草に米ぬかを混ぜて土をかぶせ、分解の様子を見ていきました。
専用資材を買わずに始められるので、「まず雑草コンポストを試してみたい」という場合には取り入れやすい方法だと思います。
納豆菌も試してみました
ネットで調べていると、納豆菌の働きを利用する方法も見つかったので、こちらも試してみました。
米ぬかと納豆菌のどちらも、雑草の分解を助けてくれている感覚はありました。
ただ、いくつかの方法を試していくうちに、それ以上に重要だと感じたことがあります。
一番大切だったのは「雑草を細かくすること」
実際にやってみて一番大切だと感じたのは、雑草を細かくしてから埋めることでした。
長い雑草をそのまま埋めると、時間がたっても形が残りやすく、なかなか分解が進みません。
反対に、あらかじめ細かくしておけば、土をかぶせるだけでも意外と分解が進みます。微生物に触れる面積が増えるため、長いままの雑草よりも変化が早く感じられました。
我が家で試した範囲では、米ぬかや納豆菌などの材料を増やすことよりも、まず雑草を細かくすることの方が効果を実感しやすかったです。
我が家で分かったポイント
雑草コンポストを始めるなら、発酵を助ける材料を選ぶ前に、雑草をできるだけ細かくしておくのがおすすめです。
大量の雑草をハサミで切るのは大変でした
雑草を細かくすると分解しやすくなることは分かりましたが、庭から出る大量の雑草をハサミで切るのは、かなり大変です。
量が少ないうちは何とかなっても、庭全体を刈った後では時間も体力も足りません。
そこで我が家では、思い切ってガーデンシュレッダーを購入しました。
ガーデンシュレッダーを使えば、大量の雑草や細い枝をまとめて細かくできるため、コンポストづくりがぐっと楽になります。細かくなった分だけかさも減り、土へ混ぜやすくなりました。
実際の使い心地や、購入して分かった良い点・気になった点については、別の記事で詳しく紹介する予定



雑草コンポストへ入れる前に注意したいこと
雑草なら何でも気にせず入れてよい、というわけではありません。
特に次のような雑草は、家庭用コンポストで十分に分解できず、庭へ戻したときに再び増える可能性があります。
- 花が終わり、種が付いている雑草
- 地下茎や太い根が残っている雑草
- 病気にかかっている植物
- 除草剤が付着している可能性がある雑草
我が家のように土へ埋めて分解させる方法では、コンポスト内部が雑草の種を確実に処理できる温度まで上がるとは限りません。
種が付く前の雑草を使い、生命力の強い根はよく乾燥させるか、無理にコンポストへ入れず自治体のルールに従って処分した方が安心です。
また、水分が多すぎたり空気が不足したりすると、分解ではなく腐敗が進んで嫌なにおいが出ることがあります。においが強い場合は、そのまま放置せず、状態を確認しながら土や乾いた材料を加えて調整します。
まとめ|大量の雑草は細かくして土へ戻す
刈り取った雑草は燃えるゴミとして処分できますが、我が家では雑草コンポストとして再利用しています。
実際に試して感じたポイントは、次の3つです。
- 米ぬかや納豆菌は雑草の分解を助けてくれる
- それ以上に、雑草を細かくすることが重要
- 大量に処理するならガーデンシュレッダーがあるとかなり楽
特別な資材を用意しなくても、雑草を細かくして土へ戻すところから始められます。
まだ我が家の雑草コンポストも始めたばかりです。今後どのくらい土になっていくのか、実際の経過も追記していこうと思います。
庭から出た雑草がゴミではなく、いつか庭を育てる土になってくれたらうれしいですね。

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